【医療通訳の現場から】電車の中も仕事部屋に

【医療通訳の現場から】電車の中も仕事部屋に

今日の午後に、京都の病院に来られますか?」スマートフォンの画面に飛び込んできたメッセージ。仕事で来日中だったアメリカ企業のCEOが、滞在先で持病を悪化させたといいます。午前中は別の予定がありましたが、午後4時の集合時間に間に合うと判断し、すぐに引き受けました。

京都へ向かう電車の中で、スマートフォンでエージェントと連絡を取り合いながら、共有された資料を読み込み、メモ帳に簡単な単語リストを作成し、患者さんが待つ病院に向かいました。

日本での治療を目的としたインバウンドの医療通訳の場合、スケジュールは事前にある程度決まっており、通訳者も準備がしやすいのですが、今回のような仕事や観光で訪れて体調を崩すケースでは、突然の依頼が少なくありません。

通訳者は,このように時間が限られた状況では、共有された資料から重要だと思われる情報を選んで読み、キーワードを拾っていきます。電車の中も仕事部屋に早変わりです。

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